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建通新聞社四国
2021/10/05

【愛媛】松山河川国道 今在家高架橋詳細設計を委託

 国土交通省松山河川国道事務所は「令和3年度今在家高架橋詳細設計業務」を四国建設コンサルタント愛媛支店(松山市)に委託した。松山外環状道路インター東線のうち松山市今在家地先に整備する高架橋の詳細設計を行う。2022年3月18日までの履行期限で作業を進める。
 同橋梁は都市計画道路桑原今在家線を跨ぐ本線(高架)橋となる予定で、橋長43b、下部工は逆T式橋台2基、上部工は鋼単純非合成少数I桁橋を見込む。今回の業務では橋梁詳細設計の他、仮設構造物詳細設計(下部工施工時の土留工の設計)を併せて行うことにしている。
 インター東線は、松山市内で国道33号と11号を結ぶ自動車専用道路(一部一般道路)で、空港線やインター線と合わせ松山外環状道路を形成する。18年4月に事業化し、現在調査設計や用地調査を中心に作業を進めている。延長は2`。北土居と来住の2カ所にハーフインターチェンジ(IC・いずれも仮称)を設ける他、土工(盛土)部と高架部で整備する計画。現在地元協議などを実施しながら設計を進めており、今後詳細を固めていく。幅員は全幅60bで、本線(盛土・高架)部分はランプ部分や環境施設帯を含め37・5b、側道(一般道路部)部分は歩道や植樹帯を含め各11・25bとなっている。
 本線部は国土交通省が、また、側道部のうち国道33号〜北土居ICまでを国道33号松山外環状道路インター東線として国土交通省が、北土井IC〜国道11号までを市道久米241号線として松山市がそれぞれ事業主体となって整備する。
提供:建通新聞社