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建設経済新聞社
2021/10/12

【京都】地域課題解決へ官民ファンド 古民家改修などに投資

 京都府は、3月設立の「地域づくり京ファンド」について、府議会魅力ある地域づくりに関する特別委員会に報告した。
 地域づくり京ファンド有限責任事業組合(略称、地域づくり京ファンド)は、地域に眠る資源である古民家等の建造物を活かした地域づくりを官民一体となって推進し、地域課題を解決することにより持続可能な地域の実現を目指す。
 古民家や空き家の改修による店舗・宿泊施設等の整備、遊休不動産の活用に資する事業等に投資する。古民家等を趣のある客室に改修して一棟貸し、食事やメニューは地域の飲食店等と連携して提供することなどを想定。これにより地域への経済的な波及効果を見込む。古民家活用事例として、福知山市大江町のアルモニーア(ワインレストラン、陶芸ギャラリー)、伊根町、南丹市美山町の一棟貸しの宿を挙げた。ファンド総額は2億円。存続期間は15年間。
 有限責任組合員は、一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)、一般社団法人森の京都地域振興社(森の京都DMO)、一般社団法人京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)と、葛椏s銀行、京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都北都信用金庫、京銀リース・キャピタル梶B