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　石川県観光戦略推進部観光企画課は、１９７３（昭和４８）年の開園から約半世紀が経過し、各種施設の老朽化が進む県森林公園（津幡町）の魅力アップに向け、園内のリニューアル整備に乗り出す。今年度は新たに設ける屋内木育施設の基本設計などを順次委託する。
　１９９２（平成４）年に整備した炊飯広場（バーベキュー場ほか）は老朽化が著しく、全面リニューアルを図るとともに、ファミリー層に人気が高いフィールドアスレチック施設は現在地（やまびこ荘周辺）から同広場付近に新設移設。開園時に設けた見晴台（東屋）も建て替える。一方、雨天時や冬場でも利用可能な全天候型の木育施設は旧管理事務所跡で建設。県産材を用いて温かみのある施設とし、内部に大型木製遊具を配するなど、森林公園に相応しい新たな魅力を創出していく。９月補正予算には債務負担行為を含め関連経費５０００万円を盛り込んだ。
　森林公園は県政１００周年記念事業の一環で整備され、２３（令和５）年に開園５０周年を迎える。