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滋賀産業新聞
2021/10/21

【滋賀】県北部流域下水道 宇曽川中継ポンプ場の耐震化

 県北部流域下水道事務所は、今年度委託を予定している彦根市の東北部処理区宇曽川中継ポンプ場の耐震診断と耐震補強案検討業務について、10月6日開札の入札で参加者がおらず公告を取り下げ。参加資格や工期など内容を精査した上で順当に再公告したい考えだ。補強案に基づき22年度(令和4年度)は耐震補強工事にかかる詳細設計を発注、予算措置が順調にいけば23年度(令和5年度)にも耐震化の初弾工事について発注・施工を計画している。
 耐震診断と補強案の検討を行うのは、彦根市須越町地先「宇曽川中継ポンプ場」の沈砂池ポンプ棟の建物および地下構造物他。建物は直接基礎形式でRC造地下3階から地上2階までの5階層。00年(平成12年)に一度耐震診断を行っているが、14〜15年(平成26〜27年)に改正された下水道施設耐震対策指針等の新基準に基づいて、再診断を行う。
 新基準に基づく耐震再診断・耐震補強案検討業務では、物理的・経済的に「耐震性能2」(供用期間内に発生する確率は低いが大きな強度を持つ地震動)の確保が困難であることから、過年度の耐震診断結果も考慮し、施設を更新するまでの間の段階的な耐震性能「耐震性能2」を確保することを目的とする。
 委託を予定している業務では、重要構造部材など照査し、診断結果に基づき、補強を要する部位について経済性や機能性、施工の難易度を勘案した上で最適な補強方法案を検討。概算工事費や今後の耐震対策の実施を考慮した年度別事業計画も提案する。
 「宇曽川中継ポンプ場」(彦根市須越町)は、97年(平成9年)に整備された分流式中継ポンプ場。全体計画汚水量は毎分2万5140立方bで事業計画汚水量は毎分1万7830立方b。再公告する見通しの業務で「速やかな機能回復」を目的とする現実的な補強工事を判断する方針。

提供:滋賀産業新聞