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建通新聞社(神奈川)
2021/10/25

【神奈川】川崎市 長沢浄水場改良に民活検討

 川崎市上下水道局は、「長沢浄水場排水処理施設改良に係る官民連携事業導入可能性調査業務委託」の一般競争入札を実施し、委託先をNJS横浜事務所(横浜市中区)に決定した。落札額は3900万円。長沢浄水場における排水処理施設改良工事の最適な事業手法を検討するために、過年度に委託した「長沢浄水場および生田浄水場排水処理施設改良に伴う基本設計業務」と、「長沢浄水場排水処理施設改良に伴う詳細設計業務」の検討結果などを踏まえ、現在の施工条件も考慮した施設整備計画の検討と概算事業費を算出した上で、PPP手法の導入可能性調査を実施する。履行期間は2022年9月30日まで。
 事業スキームの検討に当たっては、PPP事業方式、事業スケジュール、発注方式などの整理を行い、事業に採用可能なモデルを設定する。また、設定したモデルごとに定量的(経済性分析(VFM検討))/定性的評価の実施による比較、事業期間の検討を行い、最適な事業スキームを検討する。
 リスク分担の検討では、事業に関わる主なリスクを抽出し、事象の想定や程度などを分析・整理して、主なリスク対応策を検討する。設定した検討モデルごとに整理・検討を行う。
 さらに民間事業者の意向調査も実施。官民連携事業への参画意向などの調査を実施し、民間事業者側の要望などを把握する。調査は、@事業スキームに関することA施工性、維持管理性B事業費に関すること―などとし、多面的な視点で実施し、発注仕様書の作成の検討資料として、整理する。
 採用した事業スキームを踏まえて、PPP事業方式を採用する場合は「事業の実施方針(案)」「アドバイザリー委託仕様書(案)」、従来発注方式を採用する場合は「発注仕様書(案)」を作成するものとする。
 想定している整備対象施設は次の通り。
【土木】
 ▽1次濃縮槽=耐震補強、流入管(流入形式の変更)、排水処理棟までの配管、弁
【建築】
 ▽排水処理棟(加圧脱水機更新手法の検討結果に応じて新棟/仮設棟の築造)
【機械】
 ▽1次濃縮槽(可動トラフ、かき寄せ機、ポンプ、配管、弁)
 ▽加圧脱水機(4台)=付帯する配管、ポンプ、ベルトコンベアなどの補器類、横行式走行クレーンなどを含む
 ▽屋内外排水槽排水ポンプ
【電気】
 ▽排水処理系受変電設備
 ▽排水処理系監視制御設備
 ▽排水処理系動力制御盤設備(1次濃縮槽、加圧脱水機)
 ▽計装設備(1次濃縮槽、加圧脱水機)
提供:建通新聞社