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建通新聞社四国
2021/10/25

【徳島】徳島河川 中喜来・広島地区で液状化対策

 国土交通省徳島河川国道事務所は、松茂町を流れる旧吉野川の「中喜来地区」と「広島地区」で堤防工事(築堤工、液状化対策工)に着手する。本年度は延長2・3`の堤防施工計画検討や築堤計画、堤防詳細設計の各業務を行う。工事は2022年度以降に実施する予定で、設計業務を四国建設コンサルタント(徳島市)で22年1月31日までの期間で進める。
 今後発生が予測されている南海トラフ地震などに備えるため、地震時の堤防沈下を防ぐ、堤防の液状化対策や築堤を実施して、津波に対する被害軽減を図る。21年度は河口堰下流で対策工を行っているが今回、新たな区間を設計する。
 対象区間と業務内容は、松茂町中喜来地区(空港大橋付近、左岸距離票3k/4〜4k/6付近)で築堤計画延長1100b、施工計画検討延長1100bの各業務を進める。松茂町広島地区(広島橋付近、右岸距離票3k/4〜4k/6付近)は施工計画検討延長1200b、対策工詳細設計延長360b(1200b内)の作業を進める。
 この他、付帯道路予備設計延長2・6`も実施。築堤や液状化対策を施工した場合の現道移設(付替道路)について、事前に計画案を策定しておく。工事発注する場合は、詳細設計を委託してからとなる。
 施工場所は松茂町広島〜中喜来。
提供:建通新聞社