トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2021/11/01

【千葉】マスタープランを見直し/成田市都市計画/調整区域利用方針も/22年度に計画策定

 成田市都市部都市計画課は、2016年度に策定した「成田市都市計画マスタープラン」について、中間点検・評価を行い、見直しを実施する。21年度に市の現状と社会動向、上位計画・関連計画について整理し、22年度に素案をまとめ、パブリックコメントを実施した上で、同年度内にまとめる。また、17年度にまとめた「市街化調整区域における土地利用方針および地区計画運用基準」についても、都市計画マスタープランに合わせて見直しを行う。
 計画の見直しに伴い、10月27日付で「成田市都市計画マスタープラン等見直し支援業務委託」の一般競争入札を公告。都市マスタープランについて、中間評価のための指標の設定や評価の実施を支援。さらに、市の現状や上位計画を整理し、中間評価結果と合わせて計画の見直しを支援する。
 委託期間は契約締結日の翌日から23年1月18日まで。予定価格は971万円(消費税抜き)、最低制限価格619万7000円(同)。入札書を6日から11日の期間に受け付け、12日に開札する。
 入札参加資格は、官公庁等が11年度以降に発注した都市計画マスタープランの策定または改定業務を元請けとして受注し、完了した実績、など。所在区分は市内業者、準市内業者または県内業者。
 21年度に▽市の現状と社会動向の整理▽上位計画および関連計画等の整理▽評価方法および指標の設定――を行う。その上で、22年度に中間評価を実施し、達成状況を整理。また、上位計画等の内容や中間評価の結果を踏まえて、基本方針を再検討する。基本方針については、SDGsの17の目標との関連性を整理する。
 一方、市街化調整区域における土地利用方針および地区計画運用基準の見直しでは、都市計画マスタープランの内容、市の現状、社会情勢などを土地利用方針に反映させる。
 都市計画マスタープラン、土地利用方針等とも22年度のパブリックコメントを想定する。
 都市計画マスタープランは、都市の将来あるべき姿や都市づくりの方向性を定めるもので、16年度に策定した。また、市街化調整区域における土地利用方針等は、市街化調整区域における地域の活性化と環境保全を図るため、17年度にまとめた。k_times_comをフォローしましょう
times