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建通新聞社
2021/11/09

【大阪】大阪城東部地区への民間活力導入に関するマーケットサウンディング実施

 公立大学法人大阪と大阪府、大阪市は、新キャンパスを整備する大阪城東部地区のA〜C地区で、事業実施の意向がある民間事業者に事業提案を求めるマーケットサウンディングを実施する。A地区の「1・5期区域」に対する提案を必須とし、1期で整備する新キャンパスに関連する業務、商業機能などの複合的な機能の導入を図る。今回の調査結果を踏まえ、事業者の公募に向けた条件の検討を進める。12月23〜24日に参加申し込みと提案書を受け付け、2022年1月中旬〜2月下旬に対話を行い、3月末までに提案結果を公表する。
 A地区のうち1・5期区域のみの提案または1・5期区域とB地区、C地区を組み合わせた提案とし、事業フレームや収益施設の設置、公募条件などの提案を求める。
 A地区の1・5期区域では「大学と共に成長するイノベーション・フィールド・シティ」というコンセプトを具現化するような機能を持つ施設の提案、借地料、事業期間の提案などを求める。事業用定期借地権設定契約を想定し、大学が使用するエリア約8000平方bも含める。
 1・5期区域の土地面積は約4200平方b。所在地は大阪市城東区森之宮2丁目。北側に新設する地区幹線道路、西側に豊里生田線がある。用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率400%)。区域内に大学施設とつなぐ歩行者デッキ(幅員約4・8b)を整備。同区域は25年度から利用可能とする。
 B地区では、業務、商業、宿泊、居住などを中心に産学連携などの交流を生み出す複合的な機能の提案などを求める。
 B地区の土地面積は約2万平方b。所有者は大阪メトロ。所在地は大阪市城東区森之宮1丁目。東側で豊里矢田線に接面する。用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)。22〜25年度に一部を除き暫定利用、26年度以降に全体が使用可能となる予定。
 C地区では、北側の第二寝屋川沿いの河川空間の活用や大阪城公園との一体性も図る親水空間としてふさわしい事業の提案などを求める。
 C地区はもと森之宮ごみ焼却工場跡地。土地面積は約1万2200平方b。所在地は大阪市城東区森之宮1丁目。用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)。22年度中に焼却工場の建物本体と職員用校舎の解体撤去に着手、24年度中に完了する予定だ。同地区には業務、商業機能などの導入を図る。
 この他、A〜C地区では四つの歩行者デッキ(1期キャンパスと1・5期施設をつなぐデッキ、A地区1・5期施設とB地区施設をつなぐデッキ、B地区施設内での歩行者動線を確保するデッキ、B地区と大阪城公園駅を結ぶ歩行者デッキなど)の整備を予定しており、デッキ整備に対する提案も求めている。

提供:建通新聞社