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　一般社団法人新潟県建築士事務所協会（坂本忠志会長）の創立６０周年記念大会が１１日、新潟市中央区で開催された。
　はじめに、坂本会長が１９６０年の設立当時を振り返りながら「この１０年をみると、特に印象に残っているのは東日本大震災。災害はいつ襲ってくるか分からない。我々は県民の安心・安全を確保するのが使命」との考えを強調した上で、「一人ひとりの努力の賜物で正賛助会員を含め５００社を超えた。これからは次世代と一緒になり、まちづくりに尽力していきたい。皆さんに価値ある情報を提供していく」と前を見据えた。来賓から花角英世知事の代理として、佐久間豊副知事が登壇し「建築技術、社会的地位の向上、建築行政の推進に貢献していただいた。県では安全安心して質の高い住まいづくり、個性と魅力ある地域づくりを進めていく」と協力を求めた。続いて、協会顧問を務める星野伊佐夫県議、岩村良一県議らも祝辞を寄せた。
　橋詰敏一副会長は大会コンセプト「次世代に繋ぐ　環境と調和」を発表。自然および社会、地域環境が大きく変化する中で豊かな空間を守り、持続可能な環境づくりに一丸となってまい進することを確認した。
　また、功労表彰では正会員１２人および賛助会員１１社に対し感謝状が贈られた。