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北陸工業新聞社
2021/11/15

【福井】人手不足補う現場のロボット化/福井県建築業団体連合会が聴講/第3回理事会で/新入会家具建具と解体を報告

 福井県建築業団体連合会(見谷貞次会長)は10日、人手不足を補う、ロボット化の可能性を、講演で学んだ。
 場所は、福井市川合鷲塚町の福井県工業技術センターで。講師は、同センター機械システム研究グループの佐野弘主任研究員が務めた。
 建築現場で進むロボットの活用状況を様々に紹介。世界的には、特に中国の技術革新が目覚ましく、国策としてロボット化を徹底する。なぜなら、ロボットは、24時間、年中無休で、ひたすら働き続ける。冷暖房の必要性もない。その結果、低価格を実現すると指摘。学生にむけては「今後は日本も、ロボット化が益々進展すると思うが、ロボットを使いこなす人材に」とエールを送る。ロボットと協働して進める、さらなる「働き方改革」の在り方を示した。
 この講演は、主催者の今年度第3回の理事・監事会に合わせて実施。理事会では、新規入会の2団体、福井県家具建具協同組合(本多仁理事長)と、福井県解体工事業協会(矢野智孝代表理事)を報告した。
 また、県土木部公共建築課と意見交換もした。坂川慶介課長と、寺井直大参事を招いている。
 なお連合会は2017年1月に発足。県内の建築関連団体が横に連携し、共通課題の解決に向け、建築に特化している。

hokuriku