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建通新聞社(中部)
2021/11/18

【三重】鈴鹿市 文化会館大規模改修事業の公募型プロポ募集要項公開中

 鈴鹿市は、PFI法に基づき「文化会館大規模改修事業」を行う民間事業者を公募型プロポーザル方式で選定するため募集要項を公表している。同事業は設計、工事、維持管理業務を一括で発注するDBM方式を採用。予定価格は22億1650万円(税込み)。書類受付期日は12月7日で、提案書の期日が2022年2月28日。3月中下旬のプレゼンテーションを経て、下旬に優先交渉権者を決定する。
 想定する改修箇所は、ホール吊り天井や外壁、エレベーター、ホール座席仕様、高低圧電気、空調、トイレ、ホール舞台機構、プラネタリウム、ギャラリーなど。
 事業スケジュールは、22年6月下旬に本契約を結び、設計を6月から23年1月まで期間で行う。改修工事は2月から24年3月を工期として実施する。維持管理期間は4月から39年3月までを予定する。
 応募者の構成は、設計企業、工事監理企業、建設企業、維持管理企業を含むものとする。1企業が複数の業務を兼ねることは可能。
 参加要件は、設計企業の実績要件として、12年度以降に3000平方b以上かつ客席数250席以上の劇場・ホールの新築、増改築または施設全体の改修設計を履行した実績を有すること。建設企業は鈴鹿市入札参加資格者名簿に「建築一式工事」「電気工事」「管工事」のいずれかに登録していること。総合評定値は建築が800点以上、電気が800点以上、管が800点以上。実績要件は、代表構成員が設計業務と同様の規模の工事を建築の元請けとして完成させた実績を有していること。維持管理企業は、実績要件として3000平方b以上の建築物の維持管理業務を1年以上行った実績を有していること。
 建物の規模は、本館棟が鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て、機械棟が鉄筋コンクリート造平屋で、延べ床面積が5980平方b。施設内容は、けやきホール、さつきプラザ、研修室、美術工芸室、プラネタリウム、展示ギャラリーなど。所在地は、飯野寺家町810。

提供:建通新聞社