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建通新聞社(中部)
2021/11/25

【三重】伊賀市 新斎苑整備運営事業の実施方針を公表 事業方式はBTO方式

 伊賀市は、新斎苑整備運営事業の実施方針を公表し、事業方式をBTO方式(建設・譲渡・運営)とすることを明らかにした。2022年1月上旬にも募集要項を公表し、7月に基本協定、9月下旬に本契約を締結する。23年4月〜24年3月の工期で火葬場を建設、7月に供用を開始する。事業期間は39年3月まで。
 築後30年以上が経過し、老朽化が著しい現斎苑を建て替える。現斎苑は敷地内の南側にあり、建て替え予定地は敷地内の北側としている。
 主な業務は、設計・既存施設解体撤去・建設など施設整備業務、火葬炉維持管理・建築物維持管理・清掃・残骨灰集じん灰管理など維持管理業務、利用者受け付け・火葬炉運転など運営業務。
 新斎苑の延べ床面積は1300〜1600平方b程度を想定。火葬炉は大型炉を4基、動物炉を1基整備する。告別・収骨室を2室、待合室を2室配置し、駐車場の台数は45台分を想定している。なお、施工の際は既設施設を稼働しながら建て替える。
 現在の建屋は、鉄筋コンクリート造平屋一部2階建て延べ約1000平方b。火葬炉数は人体炉3基、汚物炉1基、動物炉1基。所在地は西明寺3216ノ1。敷地面積は7011平方b。
 市は現在、新斎苑建設の官民連携手法アドバイザリー業務をランドブレイン三重事務所(四日市市)に委託し、事業費の検討や募集要項の作成などを進めている。履行期間は22年8月31日まで。

提供:建通新聞社