トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2021/11/25

【富山】表彰式、展示会を開催/とやまみんなの地図作品展/日本測量協会

 とやま地図作品研究会(会長・大西宏治富山大学人文学部教授、事務局=日本測量協会北陸支部内)は23日、第15回「とやまみんなの地図作品展」の優秀地図作品展示会および表彰式を、富山市婦中町のフューチャーシティー・ファボーレで開催した。後援は国土交通省国土地理院、富山県、日本測量協会北陸支部、富山県測量設計業協会、北陸工業新聞社など。
 表彰式ではまず、主催者を代表して大西会長があいさつし、「新型コロナウイルスの感染症拡大により、思ったように地域を調べたり、いろんな人に会って話しを聞くことが難しい中、地図作品を作ることは大変だったと思う。新型コロナの拡大でリモートワークなどが普及しても、結局は皆さんが作ったタイプの地図は無くならず、地図の重要性は変わらない。今回の参加をきっかけに、普段から地図を描き、身近な地域などいろんなことを考える機会になれば嬉しい」と話した。
 式では審査員を務めた大西会長のほか、伊藤純一国土地理院北陸地方測量部長、県測量設計業協会の鷲北慎一監事が、各部門の受賞者に賞状と記念品をそれぞれ手渡した。
 講評では中学生部門で、審査員長の福田哲史富山市教育センター教育指導員が、「審査では、自分や人が必要とするテーマであるか、自分で見聞きし調べ考えたことが見えてくる地図か、色分けなど工夫して誰が見ても分かりやすい地図か、の3点に留意した。これからも地図に興味を持ってほしい」と話した。
 小学生部門では、審査員で富山県小学校教育研究会社会科部長(富山市立中央小学校校長)の松浦悟氏が、「今回の作品は研究への動機、着目点の良さがある。テーマに応じて文字や構成を工夫するなど、見やすくまとめた作品が多い。学校や学級の授業から発展して応募するようになれば、地図がより親しみ深いものになる。会の裾野が広がることを期待したい」と講評を述べた。
 閉会あいさつでは伊藤部長が、「皆さんの作品は、地域の特徴や身近な生活、環境、文化、歴史、防災などをテーマに、いろいろ工夫して分かりやすく地図に表現しており、大変感心した。地図だけでなく、いろんなことにチャレンジしてほしい。将来、測量と地図の仕事があることも覚えておいていただきたい」と語った。
 この日は、会場のファボーレ2階そらの広場で、優秀地図作品の展示会も開かれ、家族連れらが力作に見入っていた。
 15回目となる今回、小学生から8校17作品、中学生からは3校4作品の応募があり、審査の結果、小学生の部で10作品、中学生の部で4作品が優秀地図作品に選ばれた。このうち、小学生の7点は1月4日から、茨城県つくば市で開催の「全国児童生徒地図優秀作品展」に出展し、うち1点は国土交通大臣賞、文部科学大臣賞の選考対象作品となる。

hokuriku