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建通新聞社(神奈川)
2021/11/29

【神奈川】伊勢原駅北口 市街地再開発準備組合が設立

 小田急線伊勢原駅北口地区で市街地再開発事業が始動する。これまでまちづくりの方向性を検討していた伊勢原駅北口整備推進協議会を発展的に解散し、事業化に向けて再開発準備組合を11月14日に設立した。
 事業エリアは伊勢原駅北口周辺、伊勢原市伊勢原1丁目と桜台1丁目の一部の約1・5f。交通結節点として駅前広場や街路の整備を図り、商業・業務・居住などの複合的な都市機能を整備する。
 西側のA1街区(約1800平方b)には低層施設(3層程度)、東側のA2街区(約3100平方b)にデッキ直結の高層の都市型住宅、駅北口正面に交通広場(約4000平方b)を整備する計画。
 今後は準備組合からの協力依頼を受け、伊勢原市が準備組合事務局の運営を支援する。2021年度は、これまで検討してきた基本構想案の精査や交通管理者協議、都市計画変更に向けた検討を進めていく他、準備組合の技術的支援や資金協力など事業パートナーとなる事業協力者の選定に向け、選考基準や審査方法について検討する。
 事業スケジュールは、22年度に都市計画決定、23年度本組合設立、24年度に権利変換認可、25〜28年度に既存建物除却と整備を想定している。 提供:建通新聞社