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　富津市財政課は、２０２２年度当初予算編成における要求状況を明らかにした。要求額は、歳入１９２億４０４万６０００円に対し歳出２０４億９７５２万２０００円で、12億９３４７万６０００円の財源不足となっている。歳出のうち、普通建設事業費の要求額は21億７１８５万３０００円。普通建設事業費を見ると、学校給食共同調理場整備事業の敷地造成工事費、図書館整備工事費、庁舎改修工事費など要求している。今後、事業の必要性・緊急性・優先度の観点から実施する事業を取捨選択する。
　学校給食共同調理場整備事業は、老朽化している３か所の調理場を１か所に集約し、新設する計画。基本・実施設計を榎本建築設計事務所に委託しており、22年度中にまとめる。22年度は敷地造成工事や付帯する設計、設計監理委託などを予定している。事業にあたっては、新たに継続費を設定する予定。
　図書館は、イオンモール富津の３階に整備するもので、23年４月の開館を目指す。工事費１億６２８０万円と設計費、設計監理費を要求している。