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北陸工業新聞社
2021/12/03

【石川】4棟構成、S1階2000平方メートル超/小松駅高架下観光交流C/小松市/債務含め8.7億円

 小松市は、北陸新幹線小松開業を見据え、新幹線と在来線の高架下を一体的に活用するため、(仮称)小松駅高架下観光交流センターを整備する。12月補正予算案に関連費3億2350万円を計上するとともに、2022年度の債務負担行為として限度額5億5000万円を設定。合わせて8億7350万円を充当し、事業進捗を図る。
 計画によると、市が整備する観光案内・物産販売・カフェのA棟、社会人や学生が仕事や勉強の場・コワーキングスペースとして利用できるワークラウンジのB棟、小松の遺跡や歴史、文化、名所などを紹介する情報ラウンジのD棟の3区画のほか、JR西日本不動産開発がリニューアルを行う商業施設のC棟の4棟で構成される。C棟を除いた建設規模は、S造平屋建て約2000平方メートル(通路シェルターを含む)を想定。
 情報ラウンジには、工芸など小松の文化の展示スペースや市民交流のためのレンタルスペースなども入る。23年春のオープンを目指す。設計はJR東日本建築設計が担当している。

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