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建通新聞社
2021/12/10

【大阪】大阪大学 吹田の感染症総合教育研究拠点整備でサウンディング調査

 大阪大学は、吹田キャンパスで計画している感染症総合教育研究拠点整備事業(仮称)の実施に向けたサウンディング調査を行う。設計・施工一括発注方式の採用を予定しており、設計事務所や施工会社から事業への関心度、応募条件、スケジュールなどについて、事前にアンケート形式で意見を求める。サウンディングへの参加申し込みは12月10日から24日まで。12月17日から2022年1月6日までアンケートへの回答を送付する。アンケートの内容により、必要に応じて個別対話も実施する。サウンディング結果を踏まえ、設計・施工一括発注に向けた要求水準書案を詰め、22年4〜8月の間で設計・施工者を選定するための入札を公告、選定手続きを進める予定だ。
 同拠点となる新棟の規模は9階建て延べ約1万6200平方bを予定。建設予定地は吹田市山田丘1ノ1の吹田キャンパスのうち、正門近くにある人間科学部と大学院研究科生命機能研究科の建物の間のスペースとなる。基本・実施設計、工事監理費や工事費を含む施設整備の概算事業費として約80億円を想定する。
 予定しているスケジュールでは、22年4月から8月末にかけて設計・施工者を選定し、同年9月に設計に着手、25年2月の完成を目指す。
 これらの計画を踏まえたサウンディング調査では、事業への関心度、参加企業に求める実績、スケジュール、評価項目、大阪・関西万博開催に伴う資材やコスト・労務などの影響などについて、設計事務所、施工会社からそれぞれ意見を求める。
 基本計画策定・発注支援CM(コンストラクション・マネジメント)業務は明豊ファシリティワークス(大阪市中央区)に委託している。委託期間は22年8月末まで。

提供:建通新聞社