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　富山県土木部は、高岡市野村〜赤祖父地内の河川改修「一級河川小矢部川水系地久子川」について、２０２２年度以降に護岸工などを継続して進める。
　地久子川は高岡市東部の市街地を流れ、庄川に合流する流域面積６・７平方キロ、流路延長２・７キロの一級河川。川幅が狭く流下能力も小さいため、浸水被害が発生している。主要地方道富山高岡線から１９６０メートル区間を対象に、護岸工・築堤工３９２０メートルを進めている。総事業費は７８億円。
　０２年度に事業着手し、今年度は県道青井谷線の橋梁架け替えに伴う仮橋工などを推進。進捗率は事業費ベースで６８・９％。引き続き、残事業の護岸工１４４０メートル、掘削工１万５４００立方メートル、築堤工２４３０立方メートル、附帯工（橋梁架替）、用地補償、調査・設計一式に取り組む。
　２９年度の完成を予定している。