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北陸工業新聞社
2021/12/15

【石川】23年度完成に向け促進/水の郷こまつ梯川緊急プロ/整備局金沢

 北陸地方整備局金沢河川国道事務所は、小松市などを流れる一級河川梯川改修事業のうち、白江大橋〜荒木田大橋間約3キロを対象に重点施工中の「水の郷こまつ梯川緊急対策プロジェクト」について、2023(令和5)年度の完了に向けて事業の進ちょくを図っていく方針である。
 18年度からスタートした同プロジェクトは、洪水時に水位上昇が著しい白江大橋〜荒木田大橋間において、堤防拡幅、築堤、河道掘削、小松市道橋「能美大橋」架け替えなどに取り組む内容。このうち既設橋りょうの上流側で架け替えられる能美大橋(橋長108・4メートル、幅員11メートル)は、現在、床版他工事を施工中(豊蔵組)で、2022年度の完成予定。設計はパシフィックコンサルタンツが担当。
 20年度末におけるプロジェクト進ちょく状況は堤防整備が45%、能美大橋が70%、河道掘削が46%に達している。
 同プロジェクトは梯川水系河川整備計画の「当面の事業」(〜23年度)に位置付けられ、24年度からは「その後の事業」(〜34年度)に移行することになる。

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