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建通新聞社
2021/12/17

【大阪】近畿地整事業評価監視委 河川・道路の9件の事業継続妥当

 国土交通省近畿地方整備局の事業評価監視委員会(2021年度第5回)が12月14日に大阪市内で開かれ、国道1号の栗東水口道路T・栗東水口道路U・水口道路、紀勢線国道42号のすさみ串本道路・串本太地道路・新宮道路・新宮紀宝道路、大和川総合水系環境整備事業、紀伊山系直轄砂防事業など9件の再評価を実施。いずれも「事業継続が妥当」とした。22年度の整備予定では、大和川総合水系環境整備事業で奈良県三郷町でのかわまちづくりに着工する。
 大和川総合水系環境整備事業では、新たに奈良県三郷町で行う「かわまちづくり」を追加、22年度に着工する。事業費は約7億4000万円を投入し、河川管理用通路、高水敷整備、護岸階段、親水護岸を整備する。この他事業費約19億7000万円をかけ、大和川の各箇所で行う瀬・淵の再生15カ所、捨石工7400b、ワンド工18カ所を追加整備する。
 紀伊山系直轄砂防事業では、優先整備対象の38渓流で新たに土石流対策に着手する。土砂災害警戒区域などの指定を踏まえ、防災拠点やライフライン関連施設などがある渓流に絞って進める。
 国道1号では、栗東水口道路Tで未開通の滋賀県栗東市小野から上砥山の0・9`で改良工事を進め、25年秋の暫定2車線開通を目指す他、暫定2車線開通区間の栗東湖南インターチェンジ〜石部大橋間の調査設計など、暫定2車線開通の栗東水口道路Uで調査設計、水口道路で暫定2車線開通区間の泉西〜岩根間の調査設計などを進める。このうち、栗東水口道路Tの盛土区間で軟弱地盤を確認したための地盤改良工と法面対策工などに事業費約50億2000万円を追加する。
 紀勢線国道42号では、すさみ串本道路で25年春の開通を目指して改良工や橋梁工、トンネル工を引き続き進める。ただ、切土区間で法面対策を行う箇所が10カ所、橋梁基礎形式を杭基礎に変更する箇所が8カ所生じたことなどにより、全体で約250億円の事業費を増額する。24年秋の開通を予定する新宮紀宝道路では改良工や橋梁工などを進めるうち、河川内の橋梁上下部工で台船航行に必要な水深を確保するための浚渫工などの追加、橋梁基礎杭の施工で補助工法(先行掘削置換工法)の追加などにより約100億円の事業費を増額する。
 21年度に着工した串本太地道路では改良工の他、調査設計、用地取得など、未着工の新宮道路で調査設計を進める。
 神戸西バイパスでは、未開通の6・9`のうち、3工区の専用部、一般部の工事など、4工区の専用部の調査設計を進める。また、橋梁下部の構造形式や基礎形式を見直すため、305億円の事業費を増額する。

提供:建通新聞社