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北陸工業新聞社
2021/12/21

【石川】2040ビジョンの策定など/山田修路氏が知事選政策集

 来春の石川県知事選への出馬を表明している自民党参院議員の山田修路氏は18日、ホテル日航金沢で記者会見を開き、知事選に向けた政策集『ともにつくろう!ふるさと石川』を発表した。
 「日本海側のトップランナーから世界の石川」となるため、学識経験者などの専門家を交え『Oh! ISHIKAWA 2040ビジョン』と、同ビジョンに基づく工程表(数年単位)を策定することを説明。また、緑と人の豊かさを目指して4つの「ふるさと創生」戦略(活力ある産業・地域、にぎわい交流と定住、子育て・教育、安心・安全と暮らし)を掲げるとともに、地域課題への取り組みとして▽周産期医療センター(仮称)を能登北部に設置▽のと里山海道の4車線化と能越自動車道の全線開通の早期実現▽県都金沢と他市町をつなぐ交通結節点の整備▽金沢市と連携し、日銀移転後の跡地、本多町芸術ゾーン、旧都ホテル跡地の有効活用▽旧知事公舎を観光資源などとして活用▽西部緑地公園周囲の整備(新たな野球場と多目的な産業展示館の建設など)▽加賀海浜産業道路、小松白川連絡道路などの整備▽小松空港の国際化、物流拠点化、就航路線の確保−などを挙げた。
 このほか、ふるさと創生ミーティング(県民から地域ごとの課題や意見を聞く直接対話の機会を創る)の開催、風通しの良い「ワンチーム石川」宣言(県内市町との定期的な意見交換を実施し、現場第一の対等な連携体制を築く)なども行っていくとしている。

hokuriku