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　高松市は２０２２年度、移転新築する中央卸売市場青果棟の建設に着手する。卸売市場再整備特別委員会に、機能向上や適正規模、市民に親しまれる施設などを踏まえ、実施設計の中で見直した施設概要を説明するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響で調整した整備スケジュールを報告した。22年度に本体建設に着手し、24年度の開場を目指している。
　青果棟は中央棟（競り場、仲卸売店舗・加工場など）と東棟（倉庫、管理棟など）、西棟（冷蔵庫など）で構成する。適正な温度管理を可能にする閉鎖型施設で、２階には見学スペースを設ける。場内は一方通行でトラックの物流や利便性の高い導線に配慮している。
　規模は鉄骨造で中央棟は２階建て、東棟と西棟は平屋で延べ面積約１万３０００平方�b。駐車場は３００台分を整備する。実施設計は梓・森設計ＪＶが担当した。
　建設地は朝日町３丁目他の日本たばこ産業（ＪＴ）原料倉庫跡地５万０４７０平方�b。
提供：建通新聞社