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建通新聞社(中部)
2022/01/06

【岐阜】高山市ごみ処理施設建替 4月DB公告 造成は7月公告

 
高山市は、老朽化しているごみ処理施設「資源リサイクルセンター」の建て替えに当たり、設計・施工者一括方式(DB方式)の発注公告を早ければ2022年4月に行い、12月に事業者を決める。建設地の造成工事については同年7月に公告する計画だ。
 新施設は3年3カ月の工期でプラント工事を進める。26年度に運用を開始する。
 新しい施設の建設場所は、既存施設の東側で敷地面積は約1f。施設は1日当たり95d(47・5d×2炉)とする。焼却方式は、多くの採用実績があり高い基準の排ガス自主規制に対応できるストーカ方式を採用する。煙突の高さは59b。煙突の天端は標高680bになる。外観については、煙突以外の施設の高さは22b以内にする。色彩は高山市景観計画が定める推奨値とし、ごみ処理施設がもつマイナスイメージを一新するものとする。施設の内部のデザインは木質化する。
 7月公告を予定している造成工事については、9月議会の承認を得てから契約を結ぶ。24年度末までの工事を一括して契約する。約1fの建設地の切り土や調整池の拡張、排水設備の整備、進入路の設置などを行う予定だ。
 既存施設の資源リサイクルセンターと久々野クリーンセンター(久々野町久々野3033ノ3)については、25年度に解体設計、26年度以降解体工事に着手する予定だ。
 市では現在、これらの内容を盛り込んだパブリックコメントを行っており22年1月21日まで意見募集している。同年2月上旬には策定する計画だ。

提供:建通新聞社