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建通新聞社(中部)
2022/01/11

【三重】桑名市 公民連携の水道管路更新事業へサウンディング型市場調査

 桑名市上下水道部は、公民連携による水道管路更新事業の実施に向けてサウンディング型市場調査を行う。事業期間を5年程度とし、設計・施工一括発注方式(DB方式)などによる導水管・送水管・配水管の管路更新事業を想定しており、早ければ2022年度に民間事業者を公募する。
 サウンディング調査の提案期間は22年1月31日まで。随時、事前協議や対話を行い、2月下旬に調査結果を公表する。事業の実施主体として参加意向のある民間事業者を募集し、市場性の有無、参加意向の把握、事業スキーム内容、地元企業育成やICT技術の活用などについて提案を求める。
 市の想定によると、対象事業範囲は導水管、送水管、口径300_以上の配水管重要管路を対象とする基幹管路更新工事(延長16・3`)、老朽管更新工事(延長97・4`)など。事業方式はDB方式を含めた包括委託となっている。
 受注者は、設計企業、建設企業、地元企業、管材企業などで更生する特別目的会社(SPC)または特定建設工事共同企業体を想定。事業スケジュールは22年9月に実施方針公表、プロポーザル方式を採用する場合は11月に受注者選定に伴うプロポーザル公告、23年4月に提案書受付、8月に結果公表、9月に契約となっている。
 市では、水道管路の耐震管への更新を進めており、従来の取り組みに加えて公民連携事業を進めることで、今後100年以上必要とされる事業期間の短縮を目指す。

提供:建通新聞社