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建通新聞社
2022/01/12

【大阪】阪急阪神HD 新阪急ホテル跡地計画に本格着手へ 梅田を再整備

 阪急阪神ホールディングス(大阪市北区芝田1ノ16ノ1)は、2024年度末で閉館する大阪新阪急ホテル跡地の新施設について、施設内容の本格的な検討に着手する。構想は、今後公表する長期経営計画に盛り込む予定だ。また周辺地域で保有する老朽化した施設の在り方や、阪急電鉄の新大阪までの新線整備についても検討を進め、拠点である『梅田』の再整備を進める計画だ。
 大阪新阪急ホテルは、1964年8月の開業で老朽化が著しいことに加え、同ホテルの向かい側にヨドバシカメラが建設した複合ビル内にホテル阪急レスパイアが開業していることから、営業を終了する。所在地は大阪市北区芝田1ノ1ノ35。客室数は961室。
 ホテル周辺には阪急三番街、阪急ターミナルビルがあり、これらの施設も老朽化している。両施設は大阪梅田駅と直結しているため、駅の運行を継続しながらのリニューアルなどを今後検討する。
 また阪急の十三駅から新大阪までの新線については、2031年のなにわ筋線開業を見据え、相乗効果が期待できる同時開業が望ましいとの観点から、31年の開通を目指すための協議などを進めていくとしている。

提供:建通新聞社