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建通新聞社四国
2022/01/14

【徳島】徳島河川 僧津山川西トンネル修正設計をパシコンに

 国土交通省徳島河川国道事務所は、徳島市内の国道192号徳島南環状線第7工区の「僧津山・川西トンネル(仮称)」と三好市内の国道32号改築防災「大歩危トンネル(仮称)」の修正設計業務をパシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)に委託した。簡易公募型プロポーザルで選定し、4596万9000円(税込み)で契約した。いずれも新設トンネルで、7月29日の納期で作業を進める。
 僧津山・川西トンネル(徳島市上八万町〜鮎喰町)は延長855b、車道幅員3・5b×2車線(暫定)と路側幅員各0・75bの自動車専用道路として計画。今回、主にトンネル掘削方向変更に伴い、施工計画の修正設計を進める。
 徳島南環状線の整備区間のうち未開通区間は、国府インターチェンジ(IC)〜上八万IC間の延長約4`。同トンネル以外の部分は橋梁下部工や川西・川北トンネル(仮称)などの工事をほぼ終えている。同トンネル西側、鮎喰川沿いに県道神山鮎喰線と交差する僧津山ICを設ける。
 大歩危トンネル(三好市山城町西宇〜上名)は、国道32号大歩危工区延長約2・5`に計画。当初計画断面は全幅7・5b(車道3b×2車線、路側各0・75b)。今回、現道を迂回(うかい)する重要物流道路として、主にトンネルの断面変更と、起点側線形変更の修正設計を実施する。提供:建通新聞社