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建通新聞社(神奈川)
2022/01/20

【神奈川】横浜市 第3期スポーツ推進計画素案を公表

 横浜市市民局は、2022〜26年度の5年間を計画期間とする「第3期横浜市スポーツ推進計画(素案)」をまとめ、市民意見の募集を開始した。建設関連では、新たなスポーツ施設の整備や既存施設の有効活用が課題とし、小・中学校スポーツ施設の空調整備や夜間照明の設置に取り組む。関内・関外地区では横浜文化体育館(メインアリーナ)再整備事業による大規模スポーツ施設を中核にしたまちづくりに取り組むことを盛り込んだ。市民からの意見を2月15日まで受け付け、必要な修正を反映し3月末までに成案とする。
 市民のスポーツへの関心や実施率を維持・向上させるとともに、スポーツを通じた共生社会の実現やにぎわいづくりのための計画。「スポーツ都市横浜」の実現を目指す。
 建設関連の主な取り組みは次の通り。
【目標1・スポーツを通じた健康増進】
 ▽取組4 児童生徒がスポーツを楽しむ機会・場の充実―小中学校の児童・生徒の安全・安心なスポーツ環境を維持するため、計画的で効果的な施設の保全や空調設備の整備を進める
 ▽取組6 スポーツに取り組むための身近な場の確保と充実―未利用地や米軍施設跡地などの活用、既存施設の統廃合や多目的化、民間企業との連携、市内大学施設の活用を進め、スポーツができる場を確保し充実。健康増進や外出意欲の向上につながるような魅力的な歩行空間や自転車通行空間の整備と周知
 ▽取組7 学校体育施設を活用した地域スポーツの場の確保と支援―学校施設に夜間照明をモデル事業として設置
【目標3・スポーツによるにぎわいづくり】
 ▽取組19 大規模スポーツ施設を中核としたにぎわいづくり―横浜文化体育館(メインアリーナ)再整備事業による関内・関外地区の活性化など、横浜スタジアムや市庁舎跡地の活用の取組と連携し、大規模スポーツ施設を中核としたまちづくりを推進。本牧市民プールを広く市民に親しまれる施設として再整備し、トップスポーツチームのホームアリーナを中心としたにぎわいづくりなども推進
 ▽取組23 スポーツツーリズムの推進―トップスポーツ環境や再整備された横浜武道館、観光資源などを組み合わせ、市内でスポーツと旅行・観光を楽しむことを目的に横浜市に訪れる人口を増やし、地域・経済の活性化をねらいとしたスポーツツーリズムを推進
 ▽取組26 ウォーカブルなまちづくりによるにぎわいの創出―関内・関外地区について、居心地が良く歩きたくなる空間づくりを目指し社会実験の結果を踏まえた道路や公共空間の整備を推進 提供:建通新聞社