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建設新聞社
2022/01/21

【東北・福島】施工予定者にフジタ・陰山JV/郡山駅前1丁目第2地区再開発

 郡山市の公益財団法人・湯浅報恩会(郡山市駅前1の8の16 湯浅大郎理事長)は、ECI方式を適用した郡山駅前1丁目第2地区第一種市街地再開発事業の施工予定者選定公募型プロポーザルでフジタ・陰山建設JVを最優秀提案事業者とした。
 今月14日の評価委員会で決定したもので、近く同JVとパートナーシップ協定、および技術協力業務委託契約を締結する。同JVは実施設計作成に際し、設計担当のアール・アイ・エーに技術提案・技術協力を行う。
 この再開発事業は、JR郡山駅前の2地区が対象。今回の第2地区は、郡山市駅前1の140の1ほか地内に建つ同法人の旧寿泉堂総合病院を解体した跡地2944・35平方bが事業用地。現在は金田建設の施工で解体を進めており、10月ごろの完了を予定している。
 再開発ビルは、RC造21階建て、延べ2万0600平方bで健診・透析センター、共同住宅、機械式駐車場などが入る予定となっている。工事範囲は建築、電気設備、給排水衛生設備、空調換気設備、外構一式。9月ごろに工事請負契約を締結し、11月の着工、2025年1月の完成を目指す。同事業の施行に当たっては、野村不動産と事業協力協定を締結している。
 なお、10年に完成した第1地区は、寿泉堂総合病院の新病院と住宅を複合したRC造地下1階地上24階建て、延べ2万9325平方bの再開発ビルで、設計をアール・アイ・エー、施工をフジタが担当した。

 提供:建設新聞社