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日刊建設工業新聞
2022/01/25

【鳥取】年度末までに約50件を予定/平木〜神原工区など進捗/県西部総合事務所

 県西部総合事務所は、年度末にかけて公告する工事約50件の見通しを示した(24日現在・26日公告案件除く)。国補正予算やゼロ県債を活用し、順次発注を進めていく。
 土木一般A級工事(道路維持除く)は14件で、うち環境建築局が1件、農林局が3件。主要な工事は、県道大山口停車場大山線(平木〜神原工区)改良工事の13工区に1億3000万円を計上。大山町神原で延長200bの道路改良工事と樋門工を実施する。バイパス整備を進める国道181号(佐川〜根雨原工区)改良工事は、江府町佐川で1億円規模の道路土工・法面抑止工に着手。県道大滝白水線改良工事 は、伯耆町大坂2工区の道路改良工を1億0500万円で実施する。環境建築局案件では、大山登山道線(1工区)の木道改修工事70bに1億0500万円の予算が計上されている。
 土木一般B級は11件。武王谷川(伯耆町福島)の前庭保護工や奥山川砂防堰堤(伯耆町根雨原)の工事用道路工事、大水落川の護岸工(米子市河崎外)などには4000万円近い予算が確保されている。
 土木一般C級は3件、D級は1件で、妻木晩田遺跡災害復旧工(米子市淀江町福岡)は、ふとんかごや盛土工に1900万円を計上。
 とび等一般A級の河道掘削・樹木伐採工事は佐陀川(米子市尾高外)と甲川(大山町羽田井外)の2カ所で、いずれも金額は2000万円程度。
 アスファルトA級案件は6件。県道境車尾線(米子市観音寺)が4000万円、精進川外堤防機能強化(米子市尾高外)が2500万円、県道米子港線(米子市角盤町外)、県道西伯根雨線(南部町東上)、県道東福原樋口線(米子市西福原)、皆生地区ほ場整備舗装(米子市皆生、農林局)の4件が1000〜1500万円程度での発注を予定している。
 このほか、県道倉吉江府溝口線(伯耆町大内)の大型構造物塗装工が工事費8000万円。境港市渡町・県道余子停車場線のケヤキ伐採工事は3工区に分け、それぞれ3000万円程度で発注する予定。
 なお、1億7000万円規模の事業費が見込まれる佐陀川の砂防工事は来年度以降の発注に決まった。

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