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北陸工業新聞社
2022/01/26

【石川】宝達志水町/6月補正に実施設計費/統合小2校、改修計画で/24年度着工、25年4月開校

 宝達志水町は、町内5小学校の志雄、相見2校への統合に伴う両校校舎の改修計画について、新年度6月補正予算案に実施設計費を計上する方向で調整する方針だ。基本設計は3月に取りまとめる。2024年度の早期着工、25年4月の開校を目指す。
 統廃合計画では、志雄地区は樋川小を志雄小(子浦)に、押水地区は押水第1、宝達の2小を相見小(麦生)にそれぞれ再編する。町内全小学校で耐震補強が完了しているため、教室の再配置や老朽化した設備の更新、バリアフリー化のほか、体育館トイレなどの改修を予定している。
 改修に伴う基本設計は昨年11月に委託しており、中島建築事務所(金沢市)が志雄小、浦建築研究所(同)が相見小をそれぞれ担当している。アスベスト含有調査の結果を踏まえ、3月25日までに改修内容や概算工事費、整備スケジュールなどをまとめる予定。
 新年度の実施設計移行後、23年度は文部科学省への国庫補助申請などを行い、上半期をめどに交付決定を見込む。
 志雄、相見両小の校舎棟はいずれもRC造3階建てで、延べ床面積は志雄小が3871平方メートル、相見小が2741平方メートル。体育館は各S造平屋建てで、志雄小1617平方メートル、相見小686平方メートルとなっている。
 そのほか、町教委は2月15日まで町民や町内小学校卒業生を対象に校名を募集。名称の選定後、町議会6月定例会での承認を目指す。

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