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建通新聞社
2022/02/04

【大阪】島本町 新庁舎の基本設計書を公表 工事は12月議会以降に公告

 島本町は、建て替えを計画している町役場庁舎の基本設計書を公表した。鉄骨造4階建ての新庁舎棟と現庁舎を減築改修する(仮称)広場棟を整備する。2023年度早々の着工を目指し、22年12月補正予算に工事費の債務負担行為を設定し、12月議会での承認を受けた後、入札を公告、23年3月までに施工者を決定する見通しだ。
 現庁舎南側の中庭駐車場敷地に建築する新庁舎は、鉄骨造4階塔屋1階建て延べ4281平方b。1〜3階は主に各課の執務室、4階に議場などを設ける。建物の正面にガラスを用い、周囲に金属ルーバー・外壁の修繕が可能なメンテナンスバルコニーを設置する。4階には屋上緑化を配置する。
 現庁舎は1階の一部〜3階を解体し、地下1階と1階の一部を改修して鉄筋コンクリート造2階建て延べ1683平方bの広場棟として整備する。現庁舎の地下1階は広場棟の1階として活用し、屋内駐車場や会議室、倉庫を設置する。1階の一部は広場棟の2階として広場を整備する他、鶴ケ池に隣接する親水空間として金属ルーバー・太陽光パネルを設置する。
 また、新庁舎棟2階と広場棟2階を結ぶ連絡通路(鉄骨造)、新庁舎棟1階と広場棟2階を結ぶ屋外階段(鉄骨造)を新築する。
 現在、内藤建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)が基本・実施設計を9月30日まで進めている。
 工事は23年4月に着手する。仮囲いの設置など準備工事を23年7月まで、新庁舎建設工事を23年8月〜24年10月に実施。24年11月〜25年12月に既存庁舎を減築改修する。各工事は一括で発注する予定。
 新庁舎の建設地は桜井2ノ1ノ1。

提供:建通新聞社