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建通新聞社(神奈川)
2022/02/09

【神奈川】登戸駅前再開発 6・1万u住戸・商業施設

 【川崎】登戸駅前地区市街地再開発準備組合(井出正文理事長)が計画する市街地再開発事業で、共同住宅や店舗などを建設する事業の計画概要が明らかになった。敷地内に35階建て高さ約136b、総延べ床面積約6万1000平方bの建物に、住戸400戸や商業施設などを設ける。順調なら、2024年11月に仮設工事などに着手して、28年1月の完成を目指す。川崎市に提出した環境影響評価準備書で明示した。
 開発区域は現在事業が進行中の登戸土地区画整理事業区域内の90、93、94街区の一部。面積は約5950平方b。このうち、建築面積に4160平方bを充てる。
 規模は鉄骨・鉄筋コンクリート造地下1階地上35階建て延べ約6万1000平方b。地下に駐車場(延べ床面積約7100平方b、約220台分)や荷さばき場を配置。1〜3階の低層部フロアに商業施設(同1万1300平方b)などを配置する。4階を住宅の共用スペースや住宅用の駐輪場のフロアとし、5〜35階フロアに共同住宅約400戸(同4万1300平方b)を設ける。この他、車路や通路を整備するとともに、2階フロアで登戸駅と歩行者デッキで接続する計画だ。
 工事は、事前に登戸土地区画整理事業で既存建築物を解体。更地の状態で24年11月に仮設・準備工事から工事をスタートさせる。全体工期は39カ月を予定し、28年1月の完成を目指す。 
 環境影響評価準備書の作成業務受託者は、東急設計コンサルタント(東京都目黒区)が担当。 提供:建通新聞社