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建通新聞社(静岡)
2022/02/16

【静岡】浜松市 22年度当初予算案 3640億円

 浜松市は、一般会計が対前年度比3・97%増の3640億円となる2022年度の当初予算案を発表した。投資的経費は12・96%増の474億円。特別会計は2・50%増の2265億1500万円、企業会計は7・11%増の774億1667万円で予算総額は3・82%増の6679億3167万円となった。
 デジタルの力や多様な地域資源を最大限活用し、「戦略2022基本方針」の重点化テーマ「サステナブルな地域社会の創造」を実現するため、「若者がチャレンジできるまち」「子育て世代を全力で応援するまち」「持続可能で創造性あふれるまち」の三つのまちを創る施策に重点を置いた編成とした。
 デュアルモードへの取り組みをはじめ、デジタル化の推進、産業力の強化、子育て・教育環境の向上、健康寿命の延伸や防災・減災対策、交流人口の増大、公共施設やインフラ整備の適切な維持更新など、直面する行政課題への対応を的確に反映していく。
 建設関連の主要事業は、インフラ施設等の整備として、三遠南信自動車道関連整備に28億6900万円、橋梁長寿命化に24億1785万円、舗装長寿命化に22億6938万円、河川改良・維持修繕に16億1390万円、都市計画道路整備に5億5200万円、天竜川駅周辺整備に4億0200万円。この他、遠州鉄道八幡駅再整備に2億4195万円、遠州灘海浜公園篠原地区関連に1018万円などを計上。
 公共施設等の整備としては、文化・スポーツ関係で、なゆた・浜北設備更新に3億4025万円、アクトシティ浜松改修に1億7686万円、浜松アリーナ空調設備改修に1億1893万円。環境衛生で24年度に供用開始予定の新清掃工場整備に73億1700万円、西部清掃工場更新事業に5644万円。学校関係で学校施設長寿命化に8億4639万円、水巻寮教職員住宅改築に2億1512万円。この他、公共建築物長寿命化推進に31億6701万円、庁舎等整備に4億3960万円、浜松城公園整備に8504万円、中央卸売市場再整備基本構想策定に1009万円などを盛り込んだ。
 市は、都市の将来像である「市民協働で築く『未来へかがやく創造都市・浜松』」、未来の理想の姿「1ダースの未来」の実現に向け、長期的視野に立ち、戦略計画を核としたPDCAサイクルにより、諸施策を着実に推進していく方針。



提供:建通新聞社
(2022/2/16)

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