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鹿児島建設新聞
2022/02/16

【鹿児島】鹿児島市当初予算案

 鹿児島市は15日、2021年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度当初比0・7%(18億6700万円)増2680億2100万円となる。普通建設事業費は大型事業の完了により9・5%(30億4800万円)減の289億4824万円。今後の大型投資に向け、桜島地域学校適正化推進(5792万円)で新たな小中一貫教育の導入に向け基本設計を公募型プロポーザルで実施、校舎建て替え(14億5841万円)では1校の継続、1校の着工のほか、4校の基本計画を策定する。事業数は新規97件、拡充141件により新型コロナウイルス感染症後の時代を見据える。 
 主な事業をみると、桜島地域の小中一貫教育導入は、建設候補地を南栄リース桜島グラウンド(桜島溶岩グラウンド)等で検討。教室や図書館と併設する桜島火山学習センター、郷土資料館、地域活動室、集会施設、給食施設、多目的ホール、武道場、プール、児童クラブなどの整備を予定。 
 今後のスケジュールは、5月までに基本構想を策定。7月から公募型プロポーザル方式で設計者を選定して基本設計を実施。23年度は実施設計を行い、24、25年度で建設、26年度に開校を予定しているほか10月まで外構を行う。 
 校舎建て替えは松原小を継続して、八幡小(RC造3階建約2100u・20教室)に着工するほか、紫原中など4校で老朽化した施設の整備に向け基本計画を策定する。 
 学校関係では、学校空調設備(5億9378万円)で特別教室等の整備・更新、学校トイレ洋式化(6億9853万円)、吉野小プール改築(1億1919万円)を計画。 
 市営住宅建設(7億6462万円)では玉里団地を21年度から継続。敷地等有効活用方策検討(497万円)は武岡住宅の建て替えに伴う余剰地確保の可能性などを検討するほか、住生活基本計画(仮称)を策定(1117万円)する。 
 谷山支所庁舎等大規模改修(1266万円)は基本構想および基本計画を策定、合葬墓整備(371万円)は星ケ峯墓園内に整備を目指し基本・実施設計、かごしま水族館施設整備(1838万円)は今後のあり方の検討や修繕や設備の更新、平川動物公園遊園地リニューアル(915万円)は調査を予定。 
 北部清掃工場ごみ焼却施設基幹的設備改良(26億8834万円)は重要機器等の大規模な更新・改良を進める。 
 また、注目が集まるサッカー等スタジアム整備検討(2051万円)は「稼げる」コンセプトの検討や機運醸成のためのイベント開催、児童相談所設置検討(179万円)は設置に向けた人材育成等に取り組む。 
 このほか、消防分遣隊庁舎等整備(2億3657万円)は山下分庁舎等の空調設備更新、スポーツ施設等整備(1億4522万円)では桜島溶岩第3グラウンドのトイレ改修や鴨池公園水泳プールサブプール棟の外壁補修等を実施する。 
■土木関係 
無電柱化 城南線で地中化着手 
唐湊線は測量設計 
  土木関係をみると、無電柱化推進計画(4億4460万円)は城南線で電線類の地中化、唐湊線の測量設計に着手するほか、高麗本通線の路面整備を行う。都市計画道路網再編(1194万円)は基礎調査、同調査(2523万円)では道路交通量調査を行うほか、武武岡線の検討、向川原惣福線の測量設計等を予定。 
 田上小学校周辺面的整備検討(634万円)は調査・検討を引き続き行い、地域の課題等を整理。地籍調査(1億1644万円)は桜ケ丘団地に新規着手。磯新駅設置促進(1040万円)は駅前広場の基本・実施設計、武岡公園整備(1億7469万円)は用地取得等を行う。 
 財政課は「大型事業の完了により、普通建設事業は減少(9・5%減)となったが、中小建設事業者の経営に配慮するため、市債を積極的に活用して事業を確保(単独19%増)した」と解説した。  


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