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日刊建設工業新聞
2022/02/18

【鳥取】信号機などハードに12.8億円/22年度当初予算案固まる/県警察本部

 県警察本部は、22年度の当初予算案を17日までにまとめた。ハード対策事業には信号機整備や、交番・駐在所の整備に12億7900万円を計上した。予算案は22日開会の2月定例県議会に提出する。
 交通安全整備費12億2700万円は前年度(12億6300万円)並み。交通管制・信号機に4億7700万円を充て、信号制御機75基を更新するほか、押しボタン式信号機を市道古海高住線(鳥取市徳尾)に新設する。電源付加装置は4基新設し、3基を更新する計画。
 また、視覚障害者がスマホで歩行者信号を受信できる高度化PICS(歩行者支援情報通信システム)を交差点2カ所に導入する。
 路側標識は新設と更新に1億4800万円、道路標示は横断歩道の新設カ所や塗り替えに2億1700万円を計上した。
 一方、交番と駐在所の建設事業には5100万円を盛り込んだ。前年度(1億7200万円)の3分の1程度で、県警では「新年度は設計と工事のはざまに当たるため」(会計課)と説明している。
 事業費の内訳は委託費2000万円と工事費2800万円。23年度の改修に向け、22年度は米子駅前交番と岩屋堂駐在所、北条駐在所、上小鴨駐在所、溝口駐在所で設計に着手。宮下駐在所と松崎駐在所で改修工事に入る。
 このほか、淀江と西原の統合駐在所は、新築・解体の設計とともに地質調査を実施。多里駐在所では用地取得を進める。

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