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建設経済新聞社
2022/03/11

【京都】久御山町 まちづくりセンター整備 運営・設計はアクティオG

 久御山町は、中央公民館の代替施設として整備を計画する全世代・全員活躍まちづくりセンターについて、公募型プロポーザルの結果アクティオ梶i代表企業)−葛エ本尚樹建築設計事務所(構成員)を優先交渉権者に選定した。
 今回のプロポーザルでは、効果的な管理運営業務を実現するため、運営事業者のノウハウを計画・設計段階から取り入れていく必要があることから、管理運営業務並びに設計及び工事監理業務を協業して実施する民間事業者を先行募集した。
 住民の意見を運営及び設計等に反映する「設計対話」に出席するほか、施設開館までの各種協議、連絡、調整を行う。開館は令和6年度中を予定し、管理運営業務は、指定管理者となり開館日から令和11年3月31日まで(第T期)と令和11年4月1日から令和16年3月31日(第2期)まで。建設事業については、令和4年度末頃の募集を予定する。
 プロポーザルには4者が参加。町が設置の審査委員会による書類および提案審査(プレゼンテーション含む)を行い、78・93点(100点満点)でアクティオグループを最優秀提案者に選定した。次点グループは65・76点だった。
 講評によると、基本計画に示される同センターの「気軽に立ち寄れる」「開放的」「飲食ができる」「文化的な体験が出来る」等のコンセプトに対して、運営と空間において高い次元での実現が期待できると評価。また、久御山町の地理的特性や既存施設の状況、町の強みや資源、施策目標や課題の理解度が高いことが認められ、町民と共に同センターを育てることが期待できるグループとしている。
 同施設は、社会教育・生涯学習の機能に加え、子育て支援、子供からシニアの活動支援、多世代・多文化交流、防災拠点、文化財の保護・活用の機能を拡張した複合施設で、官民連携手法によって整備運営する方針。