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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/03/15

【群馬】県企業局発電課 白沢発電所に着手 22年度は1億計上債務負担行為で55億設定

県企業局発電課は、白沢発電所(沼田市白沢町尾合892)の設備など大規模更新事業について初弾工を2022年度半ばに発注する。北電技術コンサルタント(富山県富山市)が年度内を期限に設計業務を行っている。当初予算案にリニューアル工事費として1億1100万円を計上。23年度から27年度の債務負担行為として55億7500万円を設定している。実施設計を発注した年度である20年度を事業開始とし、事業完了の27年度までに総事業費約146億円を見込んでいる。
固定価格買取制度(FIT)を適用して売電することで収益増加を図るとともに、施設の長寿命化に向けてリニューアルを行う。FIT売電単価は20円/kWhとなる。
1964年に完成した同発電所は、発電形式がダム水路式で薗原ダムの水を利用して発電している。発電機は3相交流同期、水車が縦軸フランシス型となっており、最大出力は2万6600kW。年間発電電力量は1億100万kWhとなる。
管路関係としては導水路が2787m、導水路トンネルが1508m、導水路から発電所までの水圧鉄管が495m、放水路については2009mとしている。
工事の対象は水車発電機など機械設備関連全般から、取水設備、導水路、放水路など土木設備まで全般。機械設備類は更新、土木設備などは改修を予定している。機械設備更新後の能力は現状と同規模程度を想定。22年度から工事を開始し、27年度の完了を目指す。
スケジュール案では年度内に実施設計およびFITの申請・許可を完了させ、22年度半ばにリニューアル工事の初弾工を発注。24年度からは発電所を停止させ工事を進めていくとしている。
なお、同課では水力発電所の大規模改修工事として、中之条町にある四万発電所で同様の事業を進めている。現在、水車発電機の更新や土木関係工事など、工種ごとに分割して各工事が公告されている状況。白沢発電所の施工内容も同様となることから、工種での分割発注となりそう。