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建設経済新聞社
2022/03/23

【京都】呑龍ポンプ場東側に調整池 約2万m3、JV発注を予定

 京都府は、長岡京市勝竜寺の洛西浄化センター敷地で供用を開始した呑龍ポンプ場の東側隣接地に調整池を建設する。
 府流域下水道事務所は、雨水を貯留し浸水被害を防ぐ桂川右岸流域下水道雨水対策事業として、地下に雨水を貯留するいろは呑龍トンネルとともに、最下流の洛西浄化センター内に呑龍ポンプ場の整備を進めた。
 今後整備する調整池の規模は最大1万9500m3。雨水を一時貯留するための施設で、25mプール約60杯分の雨水を貯留することができ、いろは呑龍トンネル北幹線や南幹線の貯留機能を補う。
 貯留量は、いろは呑龍トンネル北幹線10万7000m3、南幹線6万3250m3で、調整池1万9500m3が加わると、18万9750m3となる。
 京都府は令和3年12月28日に発表した令和3年度工事発注見通し(その3)で、桂川右岸流域下水道洛西浄化センター建設工事(呑龍ポンプ場調整池)(債務負担行為)を追加。その時点では第4四半期(令和4年1月〜3月)の入札を予定。概要は調整池一式。工期は20ヵ月。発注種別は土木一式・JV。
 全体供用は令和5年度の予定。