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建通新聞社(神奈川)
2022/03/28

【神奈川】計量検定所 浦島合同庁舎(仮称)に建替

 神奈川県産業労働局は、設計・施工一括発注方式で、計量検定所(横浜市神奈川区浦島丘4)を「浦島合同庁舎(仮称)」として建て替える。2022年度上期にアドバイザリー業務を委託。23年度に建て替え事業者を募集し、26年度までに設計と工事を進め、27年度の供用開始を目指す。22年度当初予算に、アドバイザリー業務費として、限度額3784万円の債務負担行為(22〜23年度)を設定した。
 新庁舎の想定規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ約4800平方b。量検定所の他、県横浜川崎治水事務所が入庁する。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)基準を満たす建築物とする。
 計量検定所の敷地約3000平方bのうち、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1057平方bの本館を除却した跡地に新庁舎を建設する。鉄筋コンクリート造2階建て延べ約690平方bの検定検査棟は建て替え工事の間も使用し、新庁舎完成後に除却。跡地に駐車場を整備する。鉄骨造平屋76平方bのタンクローリー検査室は除却する。
 基本構想の策定は建設技術研究所横浜事務所(横浜市中区)が担当した。
 
〜横浜川崎治水事務所 新庁舎に移転〜

 横浜川崎治水事務所は災害拠点施設となっている。しかし、現在、所在する横浜西合同庁舎(横浜市西区岡野2ノ12ノ20)は最大3bの浸水想定区域に含まれる。災害対応を円滑に行うため、浸水想定区域外の浦島合同庁舎に移転する。 提供:建通新聞社