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　富山大学は、高岡市二上地内「富山大学（高岡）産学融合拠点新営設計業務」２件の簡易公募型プロポーザルについて、結果を公表した。
▽建築
特定＝長大
▽設備
特定＝大建設計
　内容は、高岡キャンパス産学融合拠点施設（ＲＣ造３階建て延べ２５１４平方メートル）の建築・設備実施設計一式。履行期限は７月２９日まで。
　産学連携推進事業補助金（地域の中核大学の産学融合拠点の整備）事業の採択を受け、富大先進軽金属材料国際研究機構先進アルミニウム国際研究センターの共同研究棟を新設するもの。リサイクルアルミニウムの研究を推進するため、ＤＸに対応したアルミリサイクル技術実証・検証ミニプラント「Ｐｌａｎｔ　Ｚｅｒｏ」を設置する。
　このほか、全国から共同利用・共同研究のため来学した研究者や学生が滞在し研究を行うことができる「共同利用研究室」、学生や教員、企業の研究者が集い、情報交換やディスカッションの交流の場となる「コラボスペース／コラボラウンジ」、地域の企業が入居し、リサイクルなどに関する共同研究を行う「オープンラボ」を設ける。
　整備費は１４億８０００万円。２０２３年３月の完成を予定している。