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　横浜市文化観光局は、金沢区に区民文化センターを新たに整備する。本年度、基本構想を策定するため、資料作成などの業務を、近く指名競争入札で外部に委託する。発注担当は金沢区。
　整備スケジュールは現段階では未定。区民文化センター単独の施設となる見込みで、整備手法については「さまざまな可能性がある」（文化観光局）とし、今後検討する。
　基本構想の策定に向け、「基本構想検討委員会」を年度内に４回程度開催する計画で、第１回委員会を７月に開く。今後、地域住民から意見を募集し、施設利用のニーズを把握した上で、公会堂など他の文化施設との差別化ができるよう、センターの機能と規模をまとめる。
　建設候補地は、京急金沢八景駅東側の市施行による区画整理エリア内、金沢区瀬戸５００２ノ８他の面積８１０平方�bで、現在はさら地となっている。用途地域は商業で建ぺい率80％、容積率４００％。
　同所の用途については、20年度に、金沢区内14連合町内会、同区選出県議会・市会議員、文化活動団体の横浜金沢文化協会が区民文化センターの整備を求め、市長宛て要望書を提出した。絵画や書などを展示するギャラリーや音楽練習室などの施設が未整備のため、地域の文化芸術活動の拠点となる区民文化センターの整備を希望していた。　提供：建通新聞社