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日刊建設タイムズ社
2022/04/15

【千葉】今月下旬にも公告/新庁舎建設工の一般競争/四街道市

 四街道市は、早ければ今月下旬にも新庁舎建設工事の一般競争入札を公告する。鈴木陽介市長は、現庁舎の耐震性などハード面の脆弱性を指摘し、「市民を守るため、いつ来るかわからない災害に耐え得る庁舎として整備する」との考えを示した。2021年度3月補正予算で、庁舎整備工事に総額49億9400万円の5か年継続費を設定。22〜23年度の第1期工事で新築棟を建設し、24年6月初旬に本庁舎の機能を新庁舎に移転。24〜25年度の第2期工事では、本館の解体、新館の減築・改修、分館・新分館の改修を実施。25年度中に第2庁舎や青少年育成センターの機能を新館に移す計画だ。
 11日には、庁舎整備実施設計の説明書などを公表した。実施設計は、INA新建築研究所が3月18日までの納期で担当。また、実施設計等支援を3月31日まで、千葉県建設技術センターに委託していた。
 新庁舎の建設地は、鹿渡無番地にある現庁舎敷地約1・8ha。新庁舎の総延べ床面積は1万2379・07u。
 新築する建物は▽新築棟=RC造およびS造4階建て、延べ床面積8040・62u▽倉庫棟(1)=S造2階建て、延べ床面積622・14u▽公用車車庫・ごみ置き場=S造平屋、床面積166・18u▽受水槽ポンプ室=S造平屋、床面積8・7u▽倉庫棟(2)=S造平屋、床面積24・08u▽倉庫棟(3)=S造平屋、床面積24・08u。
 一部改修などを行う建物は▽新分館(渡り廊下含む)=RC造およびS造地下1階地上3階建て、延べ床面積857・74u、2002年竣工▽分館=S造2階建て、延べ床面積427・68u、1993年竣工▽新館(減築後)=RC造地下1階地上3階建て、延べ床面積2207・85u、80年竣工。
 工事費の内訳は、新築棟建設35億5700万円、既存棟改修7億円、既存棟耐震補強(減築含む)8500万円、外部倉庫・車庫1億5500万円、外構3億500万円、解体(アスベスト除去含む)1億9200万円。
 継続費の年割額は、2021年度0円、22年度15億3115万4000円、23年度22億9673万円、24年度6億5716万5000円、25年度5億895万1000円。
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