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建通新聞社(中部)
2022/04/20

【岐阜】岐阜城の耐震補強実施設計 6月までに委託 岐阜市

 岐阜市は、耐震不足が明らかになっている岐阜城天守閣について、6月までに耐震化実施設計を委託する予定だ。履行期間は18カ月を設定している。2024年度と25年度に仮設・本工事、26年度に仮設撤去する見通し。耐震不足が分かっている岐阜城天守閣
 来場者の安全の確保、文化的価値や岐阜市のシンボルとしての役割を踏まえ、適切で十分な構造耐震判定指標(Iso値)0・7を目標に耐震補強する。想定総工事費は5〜7・5億円で詳細な金額は実施設計で算出する。
 構造は1〜3階の同じ位置に補強袖壁を設置する。また片持ち梁補強などの工法による補強や4階の開口部に格子鉄骨を設置する。
 意匠は、現在の内観を維持しつつ3階の一部階段を改修。また外観の保全として外壁のクラックなどの補修、塗装改修など外壁躯体の健全性と美観の維持方法を検討する。
 岐阜城天守閣は1956年に再建され、規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ383平方b。18年度に行った耐震診断では展望スペースなどがある最上階が大規模地震で倒壊する危険性が高いとの結果が出た。その他1〜3階も倒壊や崩壊の危険性があることも分かっている。そのため19年度に壁を補強するなどの仮補強を施した。
 場所は金華山天守閣18。

提供:建通新聞社