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日刊建設タイムズ社
2022/04/27

【千葉】25年度の着工目指す/青堀小改築を一般競争/計画等策定は指名競争/富津市

 富津市は青堀小学校の改築に関し、2025年度の着工を目指す方針を示した。一般競争入札により工事発注し、複数年かけて施工する想定だ。22日には、基本構想・基本計画策定業務委託の指名競争入札手続きを開始した。5月13〜16日の入札書受付期間などを経て、17日に開札する。委託期間は23年3月15日まで。委託費については、当初予算に731万5000円を計上した。計画策定後は、23年に基本設計、24年度には実施設計を取りまとめる。委託方法や、基本・実施設計の一括または分離についてはこれから検討する。
 青堀小学校は大堀2042―4の敷地面積約3haに所在。現敷地での改築を基本とするが、基本構想・基本計画の段階で決定する。
 改築の対象は▽普通教室棟=RC造3階建て、延べ床面積2935u▽管理特別教室棟=RC造4階建て、延べ床面積2422u▽渡り廊下=RC造2階建て、延べ床面積583u。いずれも1975年の建築。耐震性が確保されているが、大規模改修は行われていない。
 2018年3月策定の学校施設整備基本計画においては、普通教室棟と管理特別教室棟が「劣化の程度が大きい」、渡り廊下が「随所、広範囲に劣化がある」と判定。経過年数、老朽化・劣化の進行度、児童生徒数と今後の推移などから総合的に判断し、飯野小学校とともに優先的に整備することが適当とされ、大規模改修改修を進めていく方向性が示された。
 しかし、20年度に榎本建築設計事務所が担当した「青堀小学校校舎耐力度調査業務」において、著しい老朽化・劣化の進行が確認されたことを受け、大規模改修による長寿命化は困難と判断し、改築に舵を切った。k_times_comをフォローしましょう
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