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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/05/13

【群馬】前橋市のCCRC、副作業所と夜間急病診療所を発注

前橋市はCCRC事業で整備する夜間急病診療所と福祉作業所の建築工事について、6月ごろの公告へ向けて最終調整を進めている。各建物の建設工事は3分離で発注。それぞれの建築工事の契約を9月議会に諮る。建物規模は診療所がS造2階建て、延べ床面積2149・11u、福祉作業所はS造2階建て、延べ床面積1483・54uとなっている。当初予算には診療所10億8000万円、福祉作業所6億7003万円の事業費を確保した。
前橋版生涯活躍のまち(前橋版CCRC)は、朝日町の赤十字病院跡地で展開。東京圏からの移住者と地域住民が、生きがいを持って、生涯にわたり活躍できる新たな地域づくりを目指すもの。民間と市による施設整備が進められており、一部は営業を開始している。
市の担当する施設で残っているのは、夜間急病診療所と福祉作業所。両施設の建設地はエリア北東部の8000u。それぞれが隣り合って立地する。各棟を個別の案件として扱う。
いずれも建築・電気・機械の3分離の条件付き一般競争で発注。うち、各建築工事は9月議会に諮ることから、6〜7月の公告が見込まれる。開会までに仮契約ができるように入札手続きを進める。各設備工事は追って条件付き一般競争入札で発注し、建築を含めてそれぞれ同時期に契約となるよう調整する。10月の現場入りを目指す。
夜間急病診療所は既存施設に加え、前橋市歯科医師会館や同会休日診療所を統廃合した施設となる。建物は、S造2階建て、延べ床面積2149・11u。1階に診療所機能を置く。小児科や内科、外科など診療室10部屋のほか、処置室や調剤室・薬品庫を設置する。1階の一角約230uは歯科診療所となる。
福祉作業所は既存の第一、第二、第三の福祉作業所と心身障害者デイサービスセンターを統廃合するもの。建物規模はS造2階建て、延べ床面積1483・54u。就労継続支援B型のスペースや地域活動支援センター、デイルームなどで構成する。一般浴と機械浴の浴室を備える。当初予算で工事費2億6003万円を確保。加えて、限度額4億1000万円の債務負担行為を設定している。統合後の既存施設の方針は今後の検討事項となっている。
設計は2棟を一括して石井設計(前橋市)がまとめた。両施設に共通して10kWの太陽光発電を備える。また、災害への備えとして、非常用発電設備を2棟で共有する。
各施設の完成は24年1月ごろ。診療所は医療機器などの搬入が完了した段階で、供用を開始する方針。福祉作業所は指定管理などの事業から、24年度当初からの供用となりそう。