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日刊建設工業新聞
2022/05/18

【鳥取】未来中心設備更新など発注/管A、設計、地質…11件/県営繕課23日公告

県営繕課は17日までに、倉吉未来中心(倉吉市駄経寺町)の自動制御設備更新など11件の設計図書を固めた。23日に一斉公告し、入札契約手続きに入る。執行額は約5億円。
 倉吉未来中心は中央監視装置と制御用配線を撤去し更新する。管工事A級対象は8700万円。簡易評価型総合評価を適用して入札し、来年3月10日までに工事完成させる。
 総合療育センター(米子市上福原)では、空冷ヒートポンプエアコンの撤去と新設を管工事と電気工事、工事監理の3件に分割する。管工事はA級2社JVを対象に予定価格2億9000万円、電気工事はA級単独を対象に5800万円。また、工事監理は790万円。
 管工事と電気工事は23年度にかけて継続費を設定しており、落札者に対し22年度に4割、23年度に6割の「受注額」をそれぞれ加算する。
 産業人材育成センター米子校(米子市夜見町)は建物のバリアフリー化に向けて基本・実施設計を建築設計Aランクに発注する。予定価格800万円程度。併せてエレベーター棟(鉄骨造3階建て)を増築するため地質調査を実施する。県内の地質業者対象は委託費450万円。
 また、鳥取砂丘こどもの国(鳥取市浜坂)の「ふわふわドーム」上屋新築実施設計は、建築設計Aランク向けに簡便型総合評価として入札。旧鳥取少年自然の家天体観測塔(鳥取市桂見)の耐震補強計画は建築設計(要実績)を対象に制限付き一般競争として公告する。
 そのほか建築設備設計は3件。とりぎん文化会館(鳥取市尚徳町)の中央監視熱源設備と、とっとり花回廊管理棟(南部町鶴田)、西部地区運転免許センター(米子市上福原)の各空調設備の改修計画をまとめる。このうち、とりぎん文化会館は冷温水発生機2基と給湯用温水ボイラーなどを更新。設備設計としては規模が大きい。
 同課は23日に公告後、開札日を6月7、9、15、20日にセット。建築関係建設コン対象は、800万円以上の業務で予定価格を事後公表とする。

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