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西日本建設新聞社
2022/05/24

【熊本】県が大型営繕近く発注 小川工高と球磨支援校は建築10億以上

 熊本県は、「小川工業高校実習棟新築」「球磨支援学校校舎棟新築」「消防学校主訓練棟改築」「新動物愛護センター新築」の大型建築4件について、5月中にも入札手続きを開始する。それぞれ2022年度予算に債務負担行為を設定しており、23年度までの2カ年事業で整備する。
 小川工高(宇城市小川町)は、老朽化した実習棟を集約するもので、新校舎の規模はW+RC造平屋建3800平方b。建築設計をライト設計、設備設計を本田設計コンサルタントが担当した。発注見通しによると、建築(設計金額区分10億円以上)を5月、電気設備(3億〜5億円)と機械設備(1億〜2億円)を7月に発注する。工期約19カ月。
 球磨支援学校(多良木町)は、閉校した旧多良木高校に全面移転する計画で、今回発注するのは校舎棟新築W+RC造2階建延べ4409平方bなど。設計は、建築がバオプラーン熊本、設備が藤山設備設計。建築(10億円以上)を5月、電気設備(2億〜3億円)と機械設備(2億〜3億円)を7月に発注する。工期約19カ月。
 消防学校の訓練棟(益城町惣領)は、老朽化と耐震不足を理由に建て替える。新しい主訓練棟の規模はRC+SRC造9階建延べ1159平方b。設計は葵一級建築士事務所。建築(3億〜5億円)、電気設備(7000万〜1億円)、機械設備(1000万〜5500万円)を5月に発注する。工期約16カ月。
 新動物愛護センター(宇城市松橋町)は、熊本市にある現施設の機能を分離し、愛護に特化した新施設を建てる。規模はW造平屋建1406平方b。設計は建築が日創アーキテクト、設備が本田設計コンサルタント。建築(3億〜5億円)と機械設備(1億〜2億円)を5月、電気設備(1億〜2億円)を6月に発注する予定。工期約14カ月。

提供:西日本建設新聞社
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