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滋賀産業新聞
2022/05/26

【滋賀】豊郷町 豊郷小学校旧校舎群の修繕

 豊郷町は、2009年3月に改修を完了し、現在は国指定登録有形文化財となっている豊郷小学校旧校舎群の修繕設計業務を、今年度に発注しまとめる。洗浄及び老朽化部位の修繕を行うことにより、文化財としてふさわしい美観を取り戻し、また今後の維持管理面での長寿命化及び安全面・利便性等の向上を目指すもので、来年度に工事を実施する予定。
 業務の対象としているのは、同町大字石畑518にある豊郷小学校旧校舎群及び外構(前庭及び駐車場の範囲)。構造は、〔本館〕2階建(一部3階建)鉄筋コンクリート造、〔講堂〕2階建(一部地下1階)鉄筋コンクリート造、〔酬徳記念館〕2階建(書庫内3階建)鉄筋コンクリート造、〔渡り廊下〕平屋建(講堂側、図書館側の2棟)鉄骨造。規模は、建築面積合計2355・89平方b、延床面積合計4859・24平方b。
 設計内容は、〔屋上防水〕本館、講堂、酬徳記念館の3棟とも全面防水改修、〔外部修繕〕全面調査の上、外壁、建具、樋その他金物等の劣化箇所の修繕、〔外部洗浄〕外観の美観を取り戻すため、外壁、建具等の洗浄、〔外構〕舗装劣化及び破損箇所の修繕、〔内装〕床、壁、天井は仕上げが著しく劣化している箇所の調査、修繕、〔内部建具〕3棟の施錠をマスターキーにて一括管理できるよう錠およびノブの更新、〔空調設備〕3棟とも既存の空調室内外機を撤去・新設する更新、〔衛生設備〕本館内図書館及び酬徳記念館のトイレは排水の不具合を調査し修繕―。
 登録有形文化財であることに留意し、現状の意匠を損なうことのない設計を行ない、現行法規を遵守した改修を行なうとしている。
 なお、修繕設計業務の発注は、公募型プロポーザルを実施することを決め、2日に内容を公示した。参加資格は、「過去20年間で、各地方自治体において登録有形文化財または登録有形文化財になった建造物に関わる設計業務の実績があること」―など。手続きは、審査資料の提出等が今月31日17時必着(郵送可)となっており、その後、速やかに審査を行ない決定。今年度内に設計をまとめる。

提供:滋賀産業新聞