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建設新聞社
2022/05/26

【東北・岩手】岩手県が陸前高田オートキャンプ場の整備事業者を特定

 岩手県は、指定管理予定者と設計・施工者を一括して選定する「陸前高田オートキャンプ場施設整備事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、スノーピーク連合体を特定した。指定管理予定者はスノーピーク、設計(建築)は佐藤設計、設計(土木)は共立設計、施工は長谷川建設がそれぞれ担当する
 この事業は、東日本大震災以降、施設の利用を停止していた岩手県陸前高田市小友町獺沢地内の「陸前高田オートキャンプ場」 のリニューアルに向け、施設再開後の指定管理予定者の運営方針に合わせた整備を行い、テントの大型化やキャンプ場利用者のニーズの多様化などに対応した施設となるよう利便性やサービス向上を実現可能とする施設整備を行うもの。
 敷地面積は22・4f。地元特産品の販売箇所を設けるなど地域経済への波及効果が期待できる施設とする。また、キャンプ場の用地、建築物の構造などは提案内容により変更可能とし、提案する内容に基づき設計を行った上で用地造成工事、既存建築物の解体、改修、新施設の建築を行う。
 現在の施設はセンターハウス1棟、テントサイト108区画、多目的サイト1面(4780平方b)、ケビン10棟、サニタリーハウス4棟、ドームハウス4棟。ドームハウスは全て撤去し、グランピング施設を新設する方針。調査設計が8月31日ごろまでを予定し、工事の最長工期は2023年3月15日まで。

 提供:建設新聞社