トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2022/05/27

【鹿児島】鹿児島大学 第4期中期計画(22〜27年度)/施設・設備に140億/22棟の改修着実に

 鹿児島大学は第4期中期計画をまとめた。計画期間は2022年度〜27年度までの6年間。施設・設備に関する計画では予定額に140億500万円を見込み、「キャンパスマスタープラン2022」アクションプランに基づき22棟の改修優先建物の計画的な整備に努めるほか、附属病院の病棟再開発とライフライン再生等を着実に進める。
 施設・設備の整備方針は、マスタープランに基づき、機能的なキャンパス空間を創出するほか、進行中の附属病院再開発計画を確実に推進。
 また、インフラ長寿命化計画等に基づき老朽施設を質の高い健全な施設に改善。さらに、施設の有効活用につながる利用状況調査および全学共用スペースの公募(再配分)を実施する。
アクションプランの改修優先建物を団地別でみると、郡元11棟、桜ケ丘7棟、下荒田4棟の計22棟。このほか、3団地で取り壊し・建て替え検討25棟、改修検討建物21棟を挙げた。
 附属病院の再開発は、外来診療棟・病棟(A棟)が24年9月を開院目標に整備中。その後、24年度から医科診療棟や管理棟、医療情報施設、仮称プレハブ棟を解体。外構やロータリーを設置する。
 22年度は法文学部2号館改修(RC造5階建1538u)、下荒田キャンパスでは水産学部6号棟改修(RC造2階建690u)やエレベーター棟(S造2階建26u)の増築、冷凍室(S造平屋建て11u)新営等を計画している。
 財産譲渡は、附属病院の土地(医学部A敷地)の一部(鹿児島市桜ケ丘8丁目35−1、2205・29u)で予定。
 なお、中期目標を達成するために必要な業務の実施状況、老朽度合等を勘案した施設・設備の改修等が追加されることもある。


鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK